桜援会(応援団)」カテゴリーアーカイブ

【學習院大學應援團吹奏楽部】第17回定期演奏会 ~現役応援団より

部員約60名の吹奏楽部一年間の集大成です。

クラシック曲から映画・ミュージカルのテーマ曲、この時期ぴったりのクリスマス曲まで、様々なジャンルに富んだプログラムとなっております。

 

日時:12月21日(日)開場14時 開演14時30分

場所:学習院創立百周年記念会館正堂

入場料:無料

指揮:岩下光樹

曲目:朝鮮民謡の主題による変奏曲 他

【四大學應援團】第44回チャリティーショー『クローバーの集い』のお知らせ ~現役応援団より

四大学(学習院・成蹊・武蔵・成城)の応援団主催のチャリティーショーです。

本年度は日本ユネスコ協会連盟「東日本大震災こども支援募金」に募金します。

東北支援の為、精一杯のエールを送ります。

日時:11月9日(日)開場14時30分 開演15時

会場:学習院創立百周年記念会館正堂

入場料:300円(小学生以下無料)

2014年 学習院桜援会 東北復興応援の実施

平成26年9月12日(金)に学習院桜援会及び學習院大學應援團(リーダー部・チアリーダー部・吹奏楽部)は、被災地復興応援として福島県いわき市を訪れました。

直接現地を訪問しての支援活動は、一昨年の宮城県七ヶ浜町に続き2度目となります。

午前中は同県広野町管轄の仮設住宅にてリーダー公開(応援団三部でのステージ)を執り行いました。初訪問にもかかわらず、多くの方々にご覧いただきました。

午後はいわき市立中央台南中学校を訪問し、リーダー公開に加えて生徒との交流を行いました。

チアリーダー部によるスタンツ(組体操)体験、吹奏楽部と同中学校吹奏楽部との合同演奏、そしてリーダー部主導による応援指導を通して、子供達に元気をお届けしました。

約500名の生徒の皆さんを巻き込んだ、大変盛り上がったステージとなりました。

本企画においては、学習院桜友会のみならず、学習院福島桜友会、福島いわき桜友会の皆様にも多大なるご協力を賜りました。

当日も学習院桜友会の葛城副会長をはじめ、多くの方々にお越しいただきましたこと、御礼申し上げます。

今後も様々な活動を通して、継続的な支援を展開して参ります。

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「學習院大學應援團」の歩み

古き良き伝統を受け継ぎ、奉仕の精神をもって学内外で大いに活躍中!

リーダー部、チアリーダー部.吹奏楽部の3部で構成されている「応援団」。一つの目標に向かって夢中になって取り組むその 姿は、人々に勇気と希望を与えている。
学習院で応援団が産声を上げたのは、昭和27年のこと。正式名は「學習院大學應援團」という。結成のきっかけは、東都大学の野球リーグでの学習院硬式野 球部の1部・2部リーグ入替戦。東都大学リーグに加盟して2年後の快挙であった。これに合わせて、初代団長の宇留千一郎氏(昭28政)を中心に応援団は結 成された。
以前から応援行為のそのものはあるにはあったが、常設的なものではなかったためまさにゼロからのスタート。リーグ戦では目前に迫っていたため、結成後に 応援団を養成している時間的な余裕はなかったと言う。
そうした状況下で、空手部を中心に既存の集団に協力を仰いで、応援団としての頭数を揃え、リーグ戦の応援に臨んだ。また、音楽部に楽器を提供しブラスバ ンドも結成した。応援人員を動員するのも大きな問題であった。当時は大学生だけでは1000人に満たなかったので、女子部から初等科、中等科の学生まで参 加して大応援合戦を展開したのである。
結成から六年後の昭和三十三年十一月。応援団の歴史上、大きな出来事があった。学習院大学硬式野球部が、東都大学一部リーグで優勝を果たしたのである。 優勝決定戦当日には皇太子殿下(現天皇陛下)や義宮様(現常陸宮殿下)をはじめ、八千人もの応援団が神宮球場に集い、大学応援団を中心に熱い応援が繰り広 げられた。当時の硬式野球部には優秀な選手がいたことは紛れもない事実ではあるが、硬式野球部を優勝に導く原動力の一つに応援団の活躍があったことも忘れ るわけにはいかないだろう。
その後、硬式野球部は二部に降格。応援団の活動も地味になりかけたが、そんな中、今でも続けられている早朝の学内清掃が始められた。
応援団のメインとなる活動は、学習院・成蹊・武蔵・成城の四大学が参加する「四大学運動競技大会」の応援活動だ。第一回が昭和二十五年に開催されてか ら、平成十一年で記念すべき第五十回目の大会を迎えた。学習院は通算三十九回の総合優勝、昭和五十五年の第三十一回大会からは破竹の二十連勝を果たしてい る。その成果を陰で支え続けてきたのが、他ならぬ応援団の応援活動であった。応援団としての愛校心が選手の心に火をつけるのだ。 かくして活動を続けてきた応援団にも新たな動きが現れる。昭和五十六年にチアリーダー部、平成元年には吹奏楽部を設置。
永年の念願であった三部構成が出来あがった。
近年は活動の幅も広がり運動部の応援や四大戦の応援活動を始め、オール学習院の集いや桜友会新年会など学校関連行事への参加も活発になってきている。平成 十一年七月に目白の百周年記念会館でおこなわれた天皇陛下のご成婚四十周年と即位十周年を祝う同期会には、吹奏楽部の現役メンバーが、「君が代」や「学習 院歌」を御前演奏。力強い演奏で会場を大いに盛り上げた。
また、三部それぞれの活動もおこなわれており、チアリーダー部は年数回の大会への出場、吹奏楽部は平成十年から始めた定期演奏会の開催へ向け、日々練習 に情熱の炎を燃やし続けている。その結果、学内のみならず学外での評価も上がっている。 講演活動は学内だけにとどまらない。昭和四十年から始まった四大学の応援団主催によるチャリティーショー「クローバーの集い」がその一つだ。恵まれない子 供たちにもエールを起ころうという奉仕の精神の実現を目標に、今まで二度の中断はあったものの毎年開催されている。
平成十一年の十一月七日には記念すべき三十回目が九段会館大ホールで開かれ、リーダー部の演舞やチアリーダー部の演技、吹奏楽部の演奏発表会などがおこ なわれた。この集いの収益金は、全額あしなが育英会に寄付され、恵まれない子供たちのために活用されている。
応援団には古き良き伝統が引き継がれていると同時に、新しい伝統も着実に作り上げられている。一つの目標に向かって一致団結して、精一杯努力する。そん なすがすがしい文化が応援団には息づいている。