投稿者「jimu-master」のアーカイブ

法曹桜友会のご紹介

法曹桜友会・・・学習院出身者の法曹団体

会長 石田和雄(弁護士・昭和45年卒)

◇まだ出来たばかりの団体です
当会は、職域桜友会の一員とはなっておりますが、平成30年6月臨時総会を開催し、従前新司法試験の合格者を祝う親睦団体であった桜法会を発展的に解消し、新たに「法曹桜友会」として桜友会に登録させて頂いた団体です。学習院における知名度はまだまだと思われますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。
◇令和3年度の会員数は約340名となります
当会の会員はすべて法曹(大半は弁護士、20名程の裁判官、検察官)です。このうち学習院大学を卒業後、いわゆる旧司法試験合格者が約120名、法科大学院設置後の新司法試験合格者が約220名であり、合計約340名が当会の会員となります。
会員数に「約」が付きますのは訳がありまして、前記平成30年6月に会を立上げた際、まず会員の名簿作りに着手しましたところ、今まで把握されなかった学習院出身の法曹関係者が多数存在することが判明しました。名簿作りに携わった事務局の方々も、こんなに多くの法曹がいたのかというのが正直な感想であります。
◇法曹桜友会の目指す主な活動
当会立上げ時、次のような活動を柱に考えておりました。
⑴ 各会員の得意分野・特殊分野の把握
⑵ 学習院卒・各士業者との連絡活動
この為に、仮称「学習院士業の会」の顔合せ会を実施(後記で参照)。
⑶ 他校法科大学の活動リサーチ
⑷ 当法科大学院生の司法試験受験支援、および就活支援
残念ながら、昨今のコロナ問題により活動が大幅に停滞しているのが現況です。同問題の好転の際は活動再開したいと存じます。
◇仮称「学習院士業の会」について一言
前記しました通り、専門家集団の横の連絡を取る趣旨で、令和元年12月に「学習院士業の会」の初顔合せ会(於新橋新橋亭)の会合を持たせてもらいました。桜友会に参加している公認会計士、税理士、社会保険労務士、行政書士の方々です。ここで初めて知ったのは、学習院卒業の方が大勢資格試験に挑戦していること、中でも公認会計士の方が100名を超えておられることが分かりました。横の連絡を密にする必要性を感じたところです。しかしながら、翌年令和2年4月オール学習院の際、皆さん合同で相談会および今後の活動を模索する予定でしたが、オール学習院が2年続けて中止となり連携未了となりとても残念です。
◇最後に
後発の「法曹桜友会」は活動が始まったばかりであり、今後も桜友会の一員として、お仲間に入れて頂けますようお願いし、当会のご紹介とさせて頂きます。


2021年10月5日 左より前列:会長 石田、耀院長 / 後列:副会長 五条堀、山下、佐藤


2019年8月1日 総会懇親会 / コロナ禍前なんとか集まれた総会懇親会にて

学習院大学司法研修会OB・OG会 総会・懇親会のご案内

2021年10月6日

学習院大学司法研修会OB・OG会 総会・懇親会のご案内

                学習院大学司法研修会委員長     岸 亮太
学習院大学司法研修会OB・OG会 会長 浜 一平

例年大学祭(桜凛祭)の時期に合わせて開催しておりますOB・OG会ですが、昨今の新型コロナウイルス感染症の流行状況等を踏まえ、今年度は総会および懇親会のみオンライン開催することとし、講演会につきましては開催を見送ることといたしました。講演会を楽しみにされていた皆さまには誠に申し訳ありませんが、何卒ご理解を賜れればと存じます。

総会・懇親会は以下の日時・方法にて開催いたします。懇親会は総会終了後、続けての開催とし、OB・OGの皆さまと現役生との交流を図る機会としたく存じます。

【開催日時】2021年11月3日(水)14時~16時
【開催方法】オンライン開催(Zoom)

総会・懇親会にご出席いただける方は、下記連絡先まで、①卒業年、②氏名、③メールアドレスを電子メールにてお知らせくださいますよう、よろしくお願いいたします。ご出席の連絡をいただきました皆さまには、追ってZoomミーティングの詳細情報を電子メールにてご案内いたします。オンラインでの開催になりますので、遠方にお住まいの皆さまも奮ってご参加いただければと存じます。

ご質問等がございましたら、下記連絡先までお問い合わせください。

【出席回答先・連絡先】
学習院大学司法研修会 委員長 岸 亮太
電子メール:atoyr0311@gmail.com

2021年度 第100回全国高校サッカー選手権東京予選 結果報告

11グループ
8/29 2回戦 武蔵野大千代田 0-15 学習院
9/12 ブロック準決勝 都立豊島 0-1 学習院
9/20 ブロック決勝 都立狛江 9-2 学習院

地力に勝る都立狛江が圧巻の9発で2次予選進出!学習院は意地の2得点も敗退


令和3(2021)年9月20日、第100回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選ブロック決勝が行われ、都立狛江と学習院が対戦した。
都立狛江はブロック準決勝で都立小川を下しブロック決勝へ進出し、学習院はブロック準決勝で都立豊島に勝利しブロック決勝へと勝ち進んできた。
都立狛江のキックオフで試合が開始されると、立ち上がりから都立狛江がペースを掴む。前半6分、右サイドからの仕掛けを見せて学習院ディフェンスを崩すと、中央 へクロスを放る。クロスを受けたMF10笹川航海(3年)がヘッドで合わせ、立ち上がりから都立狛江が先制する。
さらに攻め続ける都立狛江は前半19分、ゴール前でボールを持ったDF11西川尚希(3年)が相手GKの上を越すべく浮かし気味のシュートを放つと、ボールはネットを揺らし、都立狛江がリードを2点に広げる。
都立狛江は高さのあるキャプテンDF4伊木和也(3年)が、ことごとくボールを弾き返し、そのセカンドボールを回収する理想的な展開を見せ、学習院にゲームの主導権を渡さない。
すると都立狛江は前半21分、33分にも得点を奪い、前半を4-0で折り返す。
後半に入っても都立狛江は攻撃の手を緩めず、立ち上がりの1分にFW16佐藤嘉晴(3年)がゴール前の混戦から押し込み5点目を奪うと、4分、6分、11分にもゴールを挙げ8-0とリードを広げる。
なんとか意地を見せたい学習院の反撃は後半18分。FW14崎浜良太(3年)がボールを受け、自らがドリブルで運んでシュートを放つと、ボールはネットを揺らし1点を返す。さらに後半22分にも都立狛江のミスからボールを奪うと、MF8武部哉真大(2年)が2点目のゴールを挙げ点差を縮める。しかし学習院の反撃もここまで。都立狛江は後半アディショナルタイムにも途中交代のFW9小村颯(3年)がGKとの1対1からダメ押しのゴールを決め9点目を挙げると、試合はそのまま終了。猛攻を見せた都立狛江が9-2で学習院を下し、2次予選進出を決めた。
【文・写真は高校サッカードットコムより転用させて頂きました】

学習院高等科が9点を取られたのは史上初めてです。(過去の最多失点5点?)
玉生先生に確認しましたが、「ただ弱かっただけ。」とのことでした。
これで本学年の今年の試合は終わりました。
来年度は基本である守りをもう一回見直して出直してもらいたいと思います。

学習院高等科サッカー部OB会
会長 緒明春雄

2021年 第11回学習院放送研究部春秋会(議決結果)のご報告

本年度もコロナ禍の影響で総会の対面開催が出来ず、やむを得ず書面による開催とさせて頂きました。
休会者を除く103名の会員の方に賛否をお伺いしました結果、86名の方々全員から全議案につきご承認頂きました。
来年、皆様と再び元気にお目にかかれますことを祈念しております。

2021年6月吉日
学習院放送研究部春秋会
会長 高橋勝彦

★学習院高等科サッカー部 東京都二次予選結果

高等科サッカー部は全国選手権東京都一次予選を突破し、10月11日Aブロック二次予選に進出しましたが、残念ながら1回戦で都・国分寺に敗れました。
これで今年の3年生の公式戦は終了しました。お疲れさまでした。
都二次予選一回戦
学習院 0:4 都・国分寺高校
次回は12月の新チームによる新人戦になります。 【報告:緒明春雄】

司法研修会OB・OG会 講演会・総会・懇親会中止のお知らせ

毎年大学祭(桜凛祭)の時期に合わせて開催しておりますOB・OG会(講演会・総会・懇親会)ですが、昨今の新型コロナウイルスの情勢を踏まえ、2020年度の開催は見送ることといたしました。ご参加を検討されていた皆さまには誠に申し訳ありませんが、何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
なお、現役メンバーの活動報告及びOB・OG会の会計報告につきましては別添のPDFファイルをご参照ください(パスワードは別途ご案内しましたハガキ・メールをご参照ください)。
司法研修会OB・OG会2019年度会計報告 438KB
司法研修会2020年度活動報告 347KB

司法研修会 委員長 山田 怜司
司法研修会OB・OG会 会長 浜 一平

★学習院高等科が延長の末に都立豊島に逆転勝利 2年連続で都大会へ

 2020年9月27日、 第99回全国高校サッカー選手権大会の東京都予選ブロック決勝2日目が都内の各会場で行われた。学習院と都立豊島の一戦は、学習院が先制を許すも延長の末に逆転勝利し、2年連続で都大会進出を決めた。
学習院はキャプテン5番柳原紘基が中盤の底からゲームを落ち着かせ、6番和田周真が縦横無尽にピッチを駆け抜ける。10番石川智祥は左サイドで得意のドリブルで仕掛け、後ろは3番田村侑大と4番森知輝、11番町田笙太朗で守る事で攻撃を支える。
対する都立豊島は10番笠井翔太が中盤でキープ力とパスで攻撃の中心を担うと9番有村天鳳が前線で鋭い動きを見せ、20番松橋玲央那が右サイドを駆け抜ける。後ろは4番細川雅斗が攻撃を跳ね返し、2番菅原柊聖がDFラインを統率する。また、GK1番藤澤迅風は安定したセービングを見せる。
試合は序盤から学習院が押し込む展開。対する都立豊島は、耐えながら10番笠井翔太と9番有村天鳳のコンビがゴールを狙いにいく。
互いにチャンスを作るも、前半は0-0で終了する。
最初にスコアを動かしたのは、前半劣勢だった都立豊島。後半5分、都立豊島は15番石川英祐のスルーパスに9番有村天鳳が抜け出し、流し込み先制。呼吸のあったプレーがゴールを呼び込む。
1点を返したい学習院もその直後、10番石川智祥が中盤で相手からの跳ね返しをダイレクトボレーも僅かゴール右に逸れノーゴール。ここから両者攻撃の手を強め、試合は激化していく。
そして迎えた同14分、学習院は3番田村侑大による右サイドからのアーリークロスに4番森知輝がファーサイドでヘディングで押し込み、試合を振り出しに戻す。
同点に追いついた学習院は同22分、7番岡田將汰の鋭い仕掛けに都立豊島は堪らずファール。右サイド高い位置で得たフリーキックを3番田村侑大が入れるとゴール前でのこぼれ球を4番森知輝がボレーシュートも枠を捉えきることは出来ない。都立豊島も同28分、6番栁沼倫がコーナーから得たこぼれ球に右足を振り切り強烈なシュートを放つも、学習院GK木下翔誠がスーパーな反応を見せ弾き出す。
後半1-1の同点で折り返し、勝負は延長戦にもつれ込む。
均衡が破れたのは延長前半5分だった。学習院は、19番久保田健介の右サイドからのクロスに10番石川智祥がジャストミート、これがゴールを捉え逆転に成功する。
足が止まって来た都立豊島に対し、7番岡田將汰のスピードをサイドで活かす学習院が更に相手を追い込む。
リード後も攻撃の手を緩めない学習院は、19番久保田健介の右サイドからのクロスがバーを叩くなど更なるチャンスを作るも追加点は無く2-1で試合終了。
逆転勝利の学習院が2年連続で都大会進出を果たした。

※新型コロナウイルス感染防止の観点から、無観客試合で実施。会場等非公開(9月5日開幕)
【高校サッカードットコムより転載(文・写真=編集部)】
https://koko-soccer.com/report/gallery/2050/1570-202009282/photo/40

ボーイスカウト東京豊島第一団

皆さまは学習院にボーイスカウト団があることをご存知でしょうか。
又、学習院は日本に於けるボーイスカウト(BS)の歴史には欠くことの出来ない存在でもあります。一昨年(2020年)は創設70周年を迎え、学習院ボーイスカウト団にとって記念すべき年でした。

学習院とBSについて紹介させて頂きたいと思います。なお、小生は設立当初の初等科5年生から参加し、幸運にも高等科2年の春には日本代表として11人の一人として米国に派遣される機会に恵まれました。

.日本におけるBSの歴史と学習院関係者の関りは、第10代学習院長の乃木希典大将がイギリスで始まりアメリカへ急速に拡大したこの少年教育活動に早くから注目し、1911(明治44)年 ジョージ5世国王陛下戴冠式に際し渡英、スカウト活動を視察し、創始者ベーデン・パウェル卿(B-P卿)と直接面談してその考えを聴取しています。この活動に感銘を受けた乃木院長は、帰国後片瀬游泳訓練に於いてB-P卿直伝のテントによる幕営生活を取り入れています。非公式ではありますが、これが現在に至る日本の野外キャンプ形式のルーツとも伝えられています。

.戦前の少年団日本連盟・理事長であった二荒芳徳(伊達九郎)先輩、戦後の日本におけるスカウト活動再生に総長として尽力された三島通陽先輩、日本連盟総長として多年に亘り日本のスカウト活動に尽力された渡邉昭先輩、また、日本連盟国際コミッショナーを務められた松平頼明元団委員長は、BS世界機構から「ブロンズ・ウルフ章」を授与されたスカウト運動の功労者でいずれも学習院の卒業生です。
この他、後藤新平氏、松下幸之助氏、本田宗一郎、井深大氏他実業界の功労者も大いに貢献しています。これらの先輩諸氏は日本の将来、将来を担う若者に対する期待を一身に背負い、熱心に活動されました。真に、ノブレス・オブリージであります。

.第2次大戦後ボーイスカウト日本連盟として再発足したこの活動に、竹下勇大将から山本権兵衛の孫にあたる山本満喜子氏へ加入の推奨があり、我が団は学習院の児童・生徒を隊員とする所謂「学校隊」として1950(昭和25)年に正式登録をしました。当時の名称は、東京で21番目の隊であることを表す「東京第21隊(TOKYO Troop21)」として当時の初等科5,6年生、中等科1年生  と数名の指導者で発足し高輪の山本家で活動を開始しましたが、東京連盟が23地区制となった1978(昭和53)年より現在の「東京豊島第1団」となっています。

.登録当初は少年隊(現在のボーイスカウト隊)のみであった我が団の隊構成は、1954(昭和29)年に年長隊(現ベンチャースカウト隊)が加わり、1972(昭和47)年に年少隊(現カブスカウト隊)の発足以降、現在の三隊編成となっています。
現行の教育課程に合わせ、カブスカウト隊(CS隊):初等科3年生〜5年生(約60名)、ボーイスカウト隊(BS隊):初等科6年生〜中等科3年生(約30名)、ベンチャースカウト隊(VS隊):高等科1年生〜高等科3年生(約20名)となっており、これらの児童、生徒を学習院大学学生と本院卒業生を中心とするリーダーが指導しています。
こうした年齢構成により、BS隊とVS隊では通常の隊活動が各科の垣根を越えた活動になっています。さらにCS隊にBS隊の中等科生を派遣し初等科生にアドバイスするデンコーチ制度(男女中高等科生)やVS隊の高等科生がBS隊のスタッフとして初等科生・中等科生をサポートする上級班長・隊付制度により、学内のクラブ活動以上に幅広い年代が交流できる仕組みとなっています。
主な活動内容は、ハイキング、キャンプ、ロープワーク、救急法、方位観測などを中心にした野外活動、また、大学生を主体とするリーダーには、OBや父母で構成される団委員会への定期報告(月1回)を通じて指導・援助を得られる体制がとられており、社会人としての報告、連絡、相談の研鑽を積む機会にもなっています。現在学習院ボーイスカウト団は日本の中でも所属人数の多い団として注目されています。

.学習院のボーイスカウト活動は、一貫教育の有効性を掲げる学習院の中に於いても、各科を縦断、横断的に組織する数少ない課外活動団体であり、今日まで初等科をはじめ男女中等科・高等科では正式クラブに準ずる特別団体として各科長先生以下にご理解・ご支援を、1951(昭和26)年より永年にわたり頂き、最初は戸山校地内に米軍からカマボコ兵舎を払い下げてもらい隊舎とし、後に目白校地内に隊舎設置の御了解を得て院内で活動をしています。
今日では、初等科生から大学生、さらにOB・父母までが一つの活動に傾注する輔仁会の団体は、私たちのボーイスカウトを除けば、伝統ある剣道部ほか管弦楽団などごくわずかです。その中でもボーイスカウトの活動は、日常的に各科の児童・生徒・学生が活動を共にしている点、活動の場を野外においている点で、通常の学校生活だけでは得られない貴重な体験が出来る場と言えます。

おわりに
前述の如く、我が学習院隊(東京豊島第1団)は、2020(令和2)年に創立70周年を迎えました。創設期に尽力された方々のご苦労を思い、今日までの我が団活動の発展充実に貢献され、支えてこられた学校関係を含めた多くの人々のご努力に衷心より感謝いたします。

(ボーイスカウト東京豊島第1団OB会長)
東園基政 (昭36理物卒)