桜鞍会(馬術部)」カテゴリーアーカイブ

吉岡大輔馬術部監督(平15大)が優秀監督賞を受賞しました


先日、全日本学生馬術連盟と関東学生馬術協会の令和5年度のランキングポイントが発表され、学習院輔仁会馬術部が監督賞および優秀馬匹賞を受賞いたしました。
全日本学生馬術連盟
〈優秀監督賞〉
吉岡大輔 監督(平15大)
〈優秀馬匹賞〉
第13位 霽桜 第19位 アリーバ・デ・ヘルマ
関東学生馬術協会
〈優秀馬匹賞〉
第6位 霽桜 第8位 アリーバ・デ・ヘルマ
※関東学生の1部リーグ維持について
学習院輔仁会馬術部が昨年の戦績により、関東学生馬術協会にて1部リーグを維持いたしました。
関東学生の公認試合(下記の6試合)でどれだけ優秀な成績をおさめたかをポイントに換算し、その後リーグの昇格、降格が判断されます。
・三大大会 ・選手権 ・女子選手権 ・男子自馬 ・女子自馬 ・争覇戦
皆様の応援のおかげで今年度も1部リーグを維持することができました。この結果に満足せず、更によい結果を目指してこれからも日々練習に取り組んで参ります。今後とも応援の程よろしくお願い致します。

「学習院馬術発足140周年記念祝賀会」の報告 

令和元年12月

桜鞍会会長 勝田美智雄

   令和元(2019)年11月24日に桜鞍会は輔仁会馬術部と共催で、「学習院馬術発足140周年記念祝賀会」を開催致しました。
「学習院馬術」は明治12年、神田錦町の本院馬場に於いて「学習院馬術開業式」が挙行された事を始まりとしており、令和の時となりました本年、発足140周年を迎えました。
   祝賀会には、桜鞍会名誉会員で在らせられる
上皇上皇后両陛下のご臨席を賜り、来賓として院長、桜友会会長、院関係者、友好校、桜鞍会会員、現役学生等220名の多くの方々にお集まり頂きました。
 
   祝賀会の第一部は、馬場に於いて現役部員によるカドリール演技を皆様にご覧頂き、両陛下には懐かしい思い出のある厩舎付近のご散策もして頂きました。第二部は、百周年記念会館に会場を移して懇親の宴を開き、同期や先輩後輩、他校との懇親交流の輪が広がり、大いに盛り上がりました。
両陛下もお楽しみのご様子と拝察致しました。当日、140周年を記念して桜鞍会より馬術部に金一封を贈呈致しました。

以上

カドリール(複数の馬で行う供覧馬術)をご覧になる上皇上皇后両陛下

ご来賓、友好校の方々と当日参加者との集合写真

桜鞍会「お花見会」開催のご報告2019

今年は「目黒川のお花見クルーズ」を企画、35名が参加して4月2日(火)に開催されました。

午後2時に天王洲ヤマツピア桟橋を出航し、目黒川水門から満開の桜に彩られた目黒川に入る素晴らしいコースでした。

両岸に咲いた桜を鑑賞しながら、時おり橋の上から手を振る花見客に応えたり、ゆったりとした時の流れを楽しみながら目黒雅叙園付近まで航行したあと、70分余りのクルーズを終えて船は再び天王洲の桟橋に戻りました。

下船後には桟橋前にある地中海料理のレストランで懇親会が開かれました。
遠方は熱海や名古屋から、また年齢も10歳~83歳と幅ひろい年齢層の会員とそのご家族を迎えて年代を越えたおしゃべりに花を咲かせ、和気あいあいとした楽しい会となりました。
中にはちょうどアルゼンチンから一時帰国をされていたご兄弟を同伴されての参加者もいらっしゃり、久しぶりの日本のお花見を楽しんでいただけたようです。

近年は桜の開花が早く、3月中には咲き終えていることが多かったので開催前の一週間は天気と気温、桜の開花状況を何度も確認する毎日でしたが遊覧中には陽射しもあり、概ね良い天気のもとで終えることができたことは幸いでした。
今年は例年よりも花もちが長く、皆さんにはつかの間の春の恵みを満喫していただけたと思います。

初乗会開催のご報告(桜鞍会) 2019

平成31(2019)年3月16日、桜鞍会主催の恒例行事の初乗り会が開催されました。
前日の予報では大気が不安定で雨が降るかもしれないという心配な状況でしたが、当日は予想外の晴天で絶好の初乗り会日和となりました。日頃、馬術部をご支援いただいている来賓の皆様に加え、院からも内藤院長、耀専務理事、江崎常務理事にご出席を賜りました。
大輪の白木蓮が咲く馬場で、まずは学生によるカドリールと部班運動が行われます。音楽に合わせて優雅に人馬一体の演技をする様子にうっとり癒されました。
次に、会員による琴平競技です。この日のために乗馬クラブで練習を積んでいらしたというベテランのOBの方も機敏な動きで枠に滑り込みます。観客からも笑いや歓声のあがる盛り上がりを見せました。
お昼からは桜ラウンジに場所を移して懇親会が行われました。懇親会では桜鞍会の勝田会長からの冒頭の挨拶の中で、「本日の初乗り会に、内藤院長はじめ院のトップの方々にご出席いただいた事と日頃の学校の馬術部に対するご支援に深く感謝申し上げます。本年は、明治12年に『学習院馬術開業式』が開催されて140周年の記念の年になりますが、現役の部員諸君は連綿と続いている馬術部の栄光の歴史に相応しい結果を出すように精進してほしい」とのお話がありました。
桜友会の東園会長の乾杯のあとの内藤政武学習院院長からのご挨拶では「今回初めて琴平競技を拝見しましたが、大変面白く、学校経営の良いヒントになりました。」とユーモア溢れるお言葉をいただきました。
懇親会は学生を含めて総勢約100名の大変賑やかな会となりました。ビンゴ大会ではとても素人とは思えないほどスピーチが上手な学生さんの司会により、大人から小さなお子様まで楽しめる笑いの絶えないゲームになりました。
今回の開催にあたって、現役学生の方々と多く接しましたが、どなたも皆テキパキと行動される様子にさすが学習院馬術部!ととても嬉しく思いました。

現役学生によるカドリールの様子

OB、OGによる琴平競技の様子

内藤学習院院長のご挨拶

東園桜友会会長による乾杯

勝田桜鞍会会長による琴平競技の授賞式の様子

懇親会の様子

「馬術部の健闘を祝う会2018」開催のご報告

平成30(2018)年12月21日(金)  平成30年1年間の「馬術部の健闘を祝う会」をホテルメッツ目白にて開催致しました。
年末のお忙しい中、江崎博文学習院常務理事・東園基政桜友会会長・高等科馬術部顧問の徳田茂子先生の御出席を賜り、内藤政武院長から大きな祝花を頂戴しました。
会場に駆けつけた桜鞍会会員40名と現役学生32名が集合、笑顔溢れる会となりました。
冒頭 勝田会長より今回の馬術部の快挙を称え、監督・コーチに対して感謝の言葉と前の週に交代した福光新主将以下現役に対する激励の挨拶がありました。
その後安田前主将より平成30年の馬術部の活動報告と試合結果をスライドを使って、
【第 53 回関東学生賞典馬場馬術競技大会】 団体三位(この結果により全日本出場決定)
【第 61 回全日本学生賞典馬場馬術競技大会】
16年振りの団体三位   安田利実(4年)、佐々木意織(4年)、木村優希(4年)
個人決勝   木村優希 第4位。安田利実 第9位
【第 54 回全日本学生馬術女子選手権大会】  28年振りの優勝   安田利実(4年)
の快挙を報告。また、下級生選手も参加した対青山学院。対慶應大学。対甲南大学との対抗戦も勝利を収めたとの報告が在り、OBOGは久し振りの美酒を味わいました。
明るい報告に沸く会場では、80代OBと10代・20代の部員が和気藹々と談笑する光景を始めとしてあちらこちらで明るい笑顔が弾けていました。

また桜鞍会事務局で日本馬術連盟副会長嘉納寛治氏からサプライズ報告で、木村優希選手が日馬連のプログレス ジュニアティームのメンバーに選ばれた事が報告されました。安田利実選手は既に選ばれておりますので、馬術部から2名選ばれたことになります。

桜鞍会から今年度の活躍に対し馬術部と瀬理町技術顧問に馬具一式と御礼が贈られました。瀬理町技術顧問からは全日本の説明前に、まず試合に出場した選手ではなく裏方で支えてくれた部員達に対する熱い感謝の言葉があり、その後、全日本団体戦での出場順を決めるところから始まっている作戦のお話し等興味深い解説を伺いました。
最後に福光新主将のリードで院歌斉唱、エールで締めくくり、来期の活躍を期待し、今後も桜鞍会としても応援していくことを確認し、閉会となりました。

江崎学習院常務理事

東園桜友会会長

桜鞍会勝田会長

桜鞍会「お花見会」開催のご報告 2018

平成30年4月7日(土)、渋谷の金王八幡宮にてお花見会を開催し、17名の方が参加されました。金王八幡宮は渋谷駅の近くとは思えないほど静寂で、大きな木々に囲まれて厳かな空気に包まれていました。
今年は全国的に桜の開花が早かったため、あいにく江戸三名桜の一つとされる金王桜は見頃を過ぎてしまいましたが、日光東照宮を思わせる色彩豊かな社殿を案内していただき、豪華な彫刻に感嘆の声が漏れていました。
桜鞍会の勝田会長が代表して正式参拝をされた後、比留間峰子さん(S54年大)のご主人である宮司の比留間広明氏より「金王八幡宮と渋谷」というテーマで渋谷の地名の由来や金王丸伝説、渋谷の下を流れる川のお話しなど大変わかりやすく興味深いお話しを伺いました。
宝物館を見学の後、ガラス張りの素敵なレストランに場所を移して美味しいイタリアンに舌鼓をうちながら、年代を超えて懐かしい昔話に花を咲かせました。
昼食後は比留間夫妻の第二の母校である國學院大学の博物館にて、学芸員の方の解説付きで神道を伝えた吉田家の企画展などを見学し、神道への造詣を深めました。
その後も二次会、三次会と比留間夫妻の多大なるご協力のお陰で盛りだくさんで大盛況の、皆さんの笑顔の花咲く楽しい一日となりました。

社殿の前で集合写真

素敵なレストランで懇親会

宝物館を見学

初乗会開催のご報告(桜鞍会)2018

2018年3月21日、馬術部、桜鞍会の共催により、恒例の初乗り会が開催されました。
当日は都内で33年ぶりに三月の積雪を観測する荒天の為、学習院馬場での琴平競技や学生によるカドリール演目、お子様乗馬などはやむを得ず中止の運びとなりました。
例年であれば、桜の芽生えを感じながら、OBOGと現役学生が馬に乗りあい、競技や演目を通じて、賑やかな時間を過ごすこととなっておりましたが、本年度は来年に持ち越しとなりました。
そのように、お足元も悪い中、桜ラウンジで予定されていた懇親会には内藤政武学習院長、耀英一学習院専務理事並びに東園基政桜友会会長をはじめ多くのご来賓のご出席を賜り、また40名近くのOBOGとそのご家族が集い、現役学生も交えた賑やかな会となりました。
桜鞍会会長の勝田による挨拶から始まりました懇親会ではOBOGと学生が、本年度の大会成績や部活の状況の話題を中心に会話が進み、本年度の振り返りや、次年度の抱負を新たにする学生も多く見受けられました。また、院長表彰(スポーツ活動賞)を受賞された現主将の安田利実さんの功績や、現役学生の奮起を称賛する声、そして、現在の学習院全体が盛り上がりを見せていることへの期待感を感じられる、高揚感の溢れる盛会となりましたことをご報告申し上げます。

内藤学習院長のご挨拶

勝田会長ご挨拶

盛会の様子

「健闘を祝う会」開催のご報告

2017年12月21日、馬術部・桜鞍会共催により、馬術部の1年間の出場競技への「健闘を祝う会」が、目白倶楽部にて開催されました。師走のご多忙の中、耀英一学習院専務理事・中等科教諭森内隆雄先生・桜友会東園基政会長・同会楢原茂子副会長のご出席を賜り、また40名のOBOGが集い、現役学生も交えての賑やかな会となりました。
年間を通じて、他校との対抗戦も含め多くの競技会に出場し、好成績を挙げてきた馬術部ですが、特筆すべきは、今秋開催されました全日本学生賞典馬場馬術競技に出場した安田利実選手(大3)の第3位入賞です。各地の予選を経て、全国から選出された41名の人馬による馬場馬術競技、まず初日の予選で上位10名が翌日の決勝に進みました。安田選手はこの時点では8位でしたが、翌日の決勝では思い切った騎乗が高評価となり、学習院馬術部としては数十年ぶりの個人第3位という快挙となりました。この競技の様子は、この12月に引退した赤松悠輝前主将及び瀬理町芳隆技術顧問による解説のもと、1年間の他の色々な競技会の動画と共に紹介されました。
また、2年半にわたり馬術部の監督として学生の指導にあたられた深野聡氏は、この12月をもってご勇退、代わって新監督として岡部長忠氏の就任も披露され、お2人からは馬術部へ対する熱い思いをスピーチとしていただきました。
最後は、新主将を受け継いだ安田選手の「来年は祝勝会としてまた皆様にお目にかかりたいと思います!」という力強いメッセージとエールにて締めくくられ、盛会となりましたことをご報告申し上げます。

東園桜友会長(左)と耀学習院専務理事

瀬理町芳隆技術顧問

深野聡前監督

岡部長忠新監督

赤松悠輝前主将

安田利実新主将によるエール

桜鞍会「お花見会」開催のご報告2017

平成29年4月9日(日)、昨年に引き続き、北鎌倉の円覚寺にて桜鞍会お花見会を開催いたしました。今年もたくさんの参加希望があり、31名での開催となりました。
あいにく当日は朝から曇り空で、途中より雨模様の一日でしたが、雨音を聞きながらの境内散策やしっとりと雨に濡れた桜の鑑賞もまた風情が感じられて良いものでした。
殿谷住職に丁寧な説明をしていただきながら、国宝の舎利殿などを拝観させて頂きました。普段なかなか聞くことのできないお話が興味深く、質問も多く出て、皆さん熱心に鑑賞されていました。
その後の懇親会では、会員やその家族が集い、馬術部時代の懐かしい話に花を咲かせながら年代を超えて親睦を深め、笑顔のあふれる一日となりました。

初乗会開催のご報告(桜鞍会)

2017年3月18日(土)、桜鞍会主催の恒例行事である初乗会が院内馬場にて開催されました。当日は天候にも恵まれ、大学・女子大学の部長先生方をはじめ46名のOB・OG、更にそのご家族の皆様、そして現役学生のご家族のご観戦も多く、大変賑やかな馬場となりました。午前中は、赤松主将と松島副主将による供覧馬術(パ・ド・ドゥ)、次に1]年生による部班のお披露目、そしてOB・OG参加の琴平競技と続きます。琴平競技優勝は勝田桜鞍会会長で、昨年に続く2連覇となりました。また丸馬場ではお子様乗馬がスタート、OB・OGのご家族が乗馬や馬とのふれあいを満喫されました。
続いてさくらラウンジにて開催されました懇親会には、ご多忙の中、耀 英一学習院専務理事に学習院を代表してご出席を戴き、現役学生も交えての楽しいひとときとなりました。また今年3月をもって退官となられます、20年余りも女子大学馬術部部長をお引き受けいただきました、ジーン・フランシス・モア先生へ、桜鞍会と現役学生より、感謝を込めて花束をお送り致しました。「今後も強い学習院を目指し、切磋琢磨精進して参ります!」との深野監督の力強い言葉とともに、盛会のうちにお開きを迎えました。

耀 英一学習院専務理事

丸馬場でのお子様乗馬

ジーン・フランシス・モア先生