平成29年4月9日(日)、昨年に引き続き、北鎌倉の円覚寺にて桜鞍会お花見会を開催いたしました。今年もたくさんの参加希望があり、31名での開催となりました。
あいにく当日は朝から曇り空で、途中より雨模様の一日でしたが、雨音を聞きながらの境内散策やしっとりと雨に濡れた桜の鑑賞もまた風情が感じられて良いものでした。
殿谷住職に丁寧な説明をしていただきながら、国宝の舎利殿などを拝観させて頂きました。普段なかなか聞くことのできないお話が興味深く、質問も多く出て、皆さん熱心に鑑賞されていました。
その後の懇親会では、会員やその家族が集い、馬術部時代の懐かしい話に花を咲かせながら年代を超えて親睦を深め、笑顔のあふれる一日となりました。
「運動部」カテゴリーアーカイブ
初乗会開催のご報告(桜鞍会)
2017年3月18日(土)、桜鞍会主催の恒例行事である初乗会が院内馬場にて開催されました。当日は天候にも恵まれ、大学・女子大学の部長先生方をはじめ46名のOB・OG、更にそのご家族の皆様、そして現役学生のご家族のご観戦も多く、大変賑やかな馬場となりました。午前中は、赤松主将と松島副主将による供覧馬術(パ・ド・ドゥ)、次に1]年生による部班のお披露目、そしてOB・OG参加の琴平競技と続きます。琴平競技優勝は勝田桜鞍会会長で、昨年に続く2連覇となりました。また丸馬場ではお子様乗馬がスタート、OB・OGのご家族が乗馬や馬とのふれあいを満喫されました。
続いてさくらラウンジにて開催されました懇親会には、ご多忙の中、耀 英一学習院専務理事に学習院を代表してご出席を戴き、現役学生も交えての楽しいひとときとなりました。また今年3月をもって退官となられます、20年余りも女子大学馬術部部長をお引き受けいただきました、ジーン・フランシス・モア先生へ、桜鞍会と現役学生より、感謝を込めて花束をお送り致しました。「今後も強い学習院を目指し、切磋琢磨精進して参ります!」との深野監督の力強い言葉とともに、盛会のうちにお開きを迎えました。

耀 英一学習院専務理事

丸馬場でのお子様乗馬

ジーン・フランシス・モア先生
「日釣振だより」に竿友会同好会が掲載される
公益財団法人日本釣振興会が発行する機関誌「日釣振だより」2016年11月号、「釣りクラブ訪問」のページにおいて学習院大学の竿友会同好会が紹介されました。この冊子は2017年1月にみなとみらい・パシフィコ横浜にて行われます「JAPAN FISHING SHOW」等で配布されます。
以下、掲載された記事(pdf形式での表示はコチラ)となりますので、宜しければお目通しの程、お願い致します。・・・竿友会OB・OG会
1953年(昭和28年)設立という由緒ある釣りクラブであり、大学でも珍しく体育会に所属している。現在部員は41名、女子がちょっと少なめの8名で構成されている。過去には女子が半数を占めたときがあり、主将も女子という時代もあったと聞く。現加藤悠一郎主将、青野力丸主務は今女子が少ないことを寂しがる。
活動としては、5月の1泊2日の新入生歓迎合宿から始まり、6月は全日本学生釣魚連盟関東支部(学釣連)主催のバス釣り、7月は(学釣連)神奈川県平塚でのライトルアー大会、8月の3泊4日の夏合宿、花火で遊び、釣果でBBQを行う楽しいひと時。12月のコテージ貸しきり、自炊の冬合宿では山中湖のワカサギを狙う。その他に毎月1回の月例釣行も行われておりかなり活動盛んである。また学習院中等科釣りクラブとのコラボもあり後継者育成にも手を抜かない。さらに年2回のOB・OG会(懇親会)もあり会員数は370名にものぼり、1回目の集いには学習院大学の4月に開催されるHome coming day、2回目の11月の総会&懇親会には90名も集まるというまさに活動力、結束力の強いクラブである。また「オール学習院の集い」「秋季懇親会」「周年行事」も現役クラブ員と共同にて実施をしている。2年後の2018年(平成30年)には設立65周年を向かえ華やかなパーティーも計画推進中だそうだ。
過去トレーニングといって磯釣り、渓流釣りを行っていたこともあるが今は初心者向けの釣りが多くなっている。食べておいしい魚を釣る。釣果は各自の家に持ち帰り調理して食べるのが主流になっておりシロギス、カサゴが主となっている。釣行募集は「Line」で毎週の予定を書き込み、募集をしているがなかなか集まらないそうだ。さらに悩みを聞いてみた。①体育会に入っているという実績でクラブに入る人がいる。②餌付けに抵抗あり ③朝が早い ④前泊が嫌い ⑤部費を払わない幽霊会員がいる等々悩みは尽きない。
クラブ内会計担当をしている田中歩夢君は学釣連関束支部、平成28年度支部長を兼務している。今の学習院竿友会ならびに学釣連から目がはなせない年になりそうだ。次なる釣行は11月27日千葉県浦安吉野屋さんから五目釣りだそうだ。OB・OG会の皆様、竿友会への更なるご支援、ご協力を何卒よろしくお願いいたします。
卓桜会 四大学卓球部OBOG交流戦報告2016
2016年10月9日(日) 第15回四大学卓球部OBOG戦が武蔵大学で開催されました。四校80名、学習院大学からは13名が参加。卓球大会では各校混成の4ダブルス、1シングルスのチームが8チーム編成され、リーグ戦方式で勝敗を争いました。20代から70代まで、幅広い年代の選手が白熱したラリーを展開しました。
試合後は、武蔵大学学生ホールにて懇親会が行われ、四大学の校歌院歌斉唱やエールの交換があり、各校の友情を深めた集いとなりました。
S55年卒 岡本 誠 okamotom@nifty.com
水泳部創部80周年記念五部対抗親善水泳大会および懇親会開催結果報告
大学屋外プールの完成後に創部された学習院水泳部創部80周年を記念した表題の会が平成28年9月4日(日)天候にも恵まれ無事終了いたしました。
当日目白大学プールで開催しました五部対抗親善水泳大会では、競泳、水球の対抗戦の他に伝統の小堀流踏水術の古式泳法もご披露して頂きました。
中高等科、女子中高等科、大学など普段別々のプールにて練習している学習院の水泳部員および初等科、高等科、女子高等科、大学の水泳部顧問の先生方にも参加して頂き大変にぎやかなプールサイドとなりました。
その後の懇親会では、学習院内藤院長、耀専務理事、桜友会東園会長、父母会大野副会長の他ご来賓の方々17名様にご参加頂きました。
水泳部OBOGはじめ水桜会理事総勢78名、大学水泳部員63名が参加する盛大な会となりました。この勢いを継続拡大させる学習院水泳部の更なる活用をご期待ください。
潜桜会 総会の開催報告2016
平成28年4月17日オール学習院の集いに合わせ、例年通り、ダイビング部潜桜会OB総会が開催され、第11代〜49代現役まで、約40名が親睦を深めました。佐藤泰正(H4法)新監督の下で現役の活動報告から始まり、OB総会では、組織体制の刷新、および会則の改定について話し合われました。
その後、池袋のカフェレストランに場所を移し、2次会まで開催され、大いに盛り上がりました。

潜桜会総会

2次会
15年間後輩を指導して頂いた横川眞介氏(S55済)は会長を退任されました。長い間ありがとうございました。今後もご指導お願いいたします。
潜桜会は以下の新メンバーにて運営していきます。
会長 岡留 誠 (S59物)
理事 町田 卓也 (S56法)
幹事長 宮崎 雅博 (S63哲)
会計 稲葉 俊子 (S59政)
名簿 水上 麻由子(H4法)
渉外 鈴木 貴絵 (H6営)
新会長の下、幅広い代より幹事を選出し、現役および若年OB支援、会員の親睦をより促進して参ります。来年度50周年を迎えるダイビング部を、潜桜会として盛り立てて行きますので、今まで不参加であったOB・OGメンバーも今年から是非、参加してください。大歓迎です。 【記】潜桜会世話役 宮崎
桜鞍会「お花見会」開催のご報告
平成28年4月9日(土)に桜鞍会お花見会を開催致しました。今回は、桜鞍会会員である殿谷ご夫妻のご好意により、北鎌倉の古刹で円覚寺の塔頭の1つである雲頂庵にて催させて頂きました。当初20名程度で計画しておりましたが、「円覚寺」「殿谷住職」というキーワードにより、参加希望者が膨らみ、最終的に28名での開催となりました。
当日は、晴天でぽかぽかとした、まさに春らしい日となりました。お昼前にJR北鎌倉駅に集合し、円覚寺の境内を散策。国宝の舎利殿などを殿谷住職のご説明を伺いながら、拝観させて頂きました。境内の桜もソメイヨシノが散り始め、シダレ桜が咲き始めと、色々な桜色を楽しむことが出来ました。
散策の後は、雲頂庵の離れで懇親会を行いました。30歳代から80歳代までの全ての年代が集い、自己紹介や近況報告などで、楽しい時間を過ごしました。
初乗会開催のご報告(馬術部)
平成28年3月26日(土)、目白馬場にて毎年恒例の初乗会が開催されました。
この初乗会、20年ほど前までは毎年1月の第2週目に開催され、当時皇太子であらせられました今上陛下をはじめ美智子皇后、皇太子殿下、秋篠宮殿下も折りに触れ御出召しいただき、乗馬や打毬などご一家で興じられました。その後は馬場凍結などで、近年は3月に開催しております。
今年もOB・OGとそのご家族に加え部長先生方をお招きし、現役部員20余名が加わり、総勢100名余りが馬場に集い、現役のカドリール演技観賞、OB・現役部員を交えての琴平競技やお子様乗馬をお楽しみいただきました。続くさくらラウンジでの懇親会では、80歳の最年長OBから現役高校生部員までの幅広い年代が一同に集い、和やかな一時を過ごしました。(文責 昭和62大 漆原 摂子)
「桜鞍会ホームページ」へようこそ!
会長ご挨拶>>
勝田 美智雄(昭和40年卒)
此の度、平成27年6月に開催された総会に於いて会長に選任されました、勝田美智雄で御座居ます。
昨年五月に斉藤公男会長が急逝され、その后、会長代行を務めさせて頂きました。その間様々な事が有りましたが、特に故斎藤会長を「偲ぶ会」では、その準備から当日に至る迄、先輩OBから若手会員の方々が世代を超え、一致協力して会を無事成功させた事は、故斉藤会長の求められて来た、桜鞍会の姿だと大きな感銘を受けました。
歴史と伝統有る桜鞍会の会長に就任するに当り、改めてその責任と使命を考え、今后に取り組んで参りたいと存じます。
私は昭和33年(1958年)に馬術部に入部し、卒業迄の7年間、人格形成を図る最も大事な時期を馬術部一筋で過しました。社会に出て今日迄何とか来られましたのは、その7年間、部活動を通じて、楽しさ、苦しさ、喜び、悔しさ、を仲間達と分かち合い、なにものにも代え難い経験によって培われた事だと思います。現役時代、脇目も振らず馬術部に集中出来たのは、何だったのか考えて見ますと、馬に乗りたい、上手になりたい、試合に勝ちたい、そのエネルギーの源泉は尽きる事のない「馬への情熱」でした。その時の学習院馬術部は我々にとって正に人生そのものでした。
今回の会長就任に当り、今后の会の運営について少し述べたいと思います。桜鞍会には歴代会長が取り組まれて来られました3つの役割が在ると思います。会長と致しまして、此の3つの役割をより強化発展させるべく努力して参りたいと思います。
1、馬術部支援
馬術部の健全な発展を支援する活動です。我々が現役時代味わった様な部活動が出来る環境を整えて上げる事です。単なる経済的な支援だけではなく、監督を中心に現役学生の自治を尊重しながら、桜鞍会として、物心両面からの支援を考えて参りたいと思います。
2、会員相互の親睦
桜鞍会は青春の一時期を馬術部で過した仲間で構成され、会員の会費で成り立っています。しかし、残念乍ら近年会員の皆様の関心が薄れて来ている様な感じがします。総会、初乗り会、各種イベントに会員が参加し易い企画や広報活動を事務局を中心に考えて行かなくてはと思います。会員の皆様のご意見をお寄せ下さい。
3、皇室との関係
桜鞍会は長年に亘り、皇室と深い御縁で結ばれています。両陛下始め各宮家を名誉会員として戴いており、折々に有り難いご支援を頂戴しています。桜鞍会として皇室との関係を大事にさせて頂きたいと思います。
此の様な桜鞍会の3つの役割を果して行く為に、会の新しい体制は次のように致したいと思います。
副会長に高橋直人氏(昭和43年卒)(再任)と範多真理氏(昭和44年卒)にお願いしました。
高橋氏は馬匹購入資金捻出を目的としたチャリティー公演「三響会」や故斉藤会長を「偲ぶ会」を、その企画力とリーダーシップで立派に成功させた中心人物です。今后の桜鞍会の魅力創りに力を発揮して頂けるものと思います。
現状の大学部員の半数以上が女性で過去10年余りの間で女性の主将が何人も出ています。桜鞍会の若手会員でも女性の方が多くなっています。そこで範多氏には女性ならではの視点で提案や馬術部支援に取り組んで頂きます。
また新たな役職として渉外担当を設け、桜友会常務理事でもあります嘉納寛治氏(昭和48年卒)に就任をお願いし、学習院との絆を強固にしたいと考えております。同氏は馬術連盟の要職をも務められていますので、部にとって有益な馬術界の情報収集・発信をお願いしています。
最后に監督交代について御報告致します。本年4月に高木伸二氏(平成4年卒)が札幌に転勤され、監督継続が困難になりましたので、選考委員で協議の上、後任を深野聡氏(平成8年卒)に決定致しました。
以上の様な新体制で今后、取り組んで参りますので会員各位のご支援を宜しくお願い申し上げます。
平成27年度 活動予定>>
27年4月12日(日) オール学習院の集い体験乗馬会開催
27年5月25日(月) 第32回馬とふれあう会開催
27年6月7日(日) 平成27年度総会・会員懇親会開催
27年7月5日(日) 馬術部員保護者会開催
27年10月18日(日) 親睦競馬観戦会開催
27年11月9日(月) 第33回馬とふれあう会開催
27年11月26日(木) 親睦ゴルフ大会開催
28年3月日付未定 初乗会・懇親会開催
学習院輔仁会馬術部の歩み>>
百二十年の歴史と伝統を持つ馬術部。学習院での馬術教育は、明治十二年十月十五日の馬術開業式から始まる。当時の学習院は 宮内省が所管する学校であり武術教育も重視され、士官教育のために正規の授業で乗馬(馬術)が行われていた。中等学科四年以上と高等学科・海軍予科の教科 として「武課」(体操)が設けられ、乗馬がその一科目に定められたのが明治二十三年。この頃になると、学生が行軍演習に騎兵として参加する光景も見られ た。 大正時代になると軍事教育の強化により、それまで乗馬だけだった中等学科の武課に馬術が加えられるが、大正八年、乗馬は正規の授業時間外の武課になる。
「馬術部」の名称が使われるようになったのはこの時からだ。 対外的な競技会に出場するようになったのは大正十四年から。全日本乗馬大会の障碍飛越競技で高等科三年の小原譲二郎氏が優勝。続く大正十五年の全国高等 学校対抗競技大会でも、出場選手三名が優勝した。 昭和二年、現在の目白小学校の敷地内にあった馬場と厩舎は、道路拡張工事で学内南端の現在地に移動。この頃の活動は各種大会への出場が中心で、その成績 は輝かしい。昭和二年まで習志野乗馬会の学生障碍飛越競技で三年連続個人優勝し、東京帝大主催の競技会では昭和六年まで四回優勝。また昭和九年の関東学生 馬術争覇戦では初出場で優勝し、翌年も連続優勝を果たした。昭和十三年から行われた関東学生馬場馬術競技会では、第三回大会まで連続優勝している。 武課の一環として位置づけられ輔仁会には所属していなかった馬術部も、新輔仁会が結成された昭和十八年、輔仁会所属の団体になった。
高等科在学中の皇太子殿下(現天皇陛下)も輔仁会馬術部に三年間在籍され、昭和二十六年には主将として関東リーグ選に出場されて見事優勝を果たされた。 昭和二十年代、大学と短大にも馬術部が誕生し、大学・短大・高等科からなる現在の形ができあがった。昭和二十五年から始まった成蹊・成城・武蔵・学習院 の四大学運動競技大会をはじめ、現在も数多くの大会に出場する学習院馬術部の活躍は、旧来に比較してあえて遜色を見ない。 誇り高い伝統の中に明治時代の「武術」とは違う全人教育の場としての姿を持つ馬術部。部員たちの逞しく温かな心は、まさしく「学習院の誇り」である。