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ソフトボール部の歩み

齋藤滋雄部長の退官を祝う会

平成17年2月26日、学習院大学ソフトボール部の部長兼監督として40数年にわたってご指導いただいた齋藤滋雄教授の定年退職を記念する会が目白で催された。男・女ソフトボール部OB会を中心に現役部員をまじえた記念の会で、午前中は大学北グラウンドでの現役対OB戦、午後は百周年記念会館小講堂での200名を集めた「退官を祝う会」と、終日をかけた盛大なものとなった。
学習院大学のソフトボール部は、まさに齋藤先生とともに歩んできた部である。順天堂大学を卒業した先生が学習院大学の助手として奉職したのが昭和32 年。同36年に任意団体のソフトボールクラブを創設、部長兼監督に就任する。翌37年には日本ソフトボール協会、東京都ソフトボール協会に登録、愛好会に昇格。同42年の同好会昇格を経て、同49年に正式に体育会運動部となる。同55年からは女子ソフトボールクラブの部長兼監督も兼任し、同58年には女子も体育会運動部となった。
この間、助教授となった昭和42年10月には、埼玉で行われた第22回国体秋季大会に出場し優勝を果たしている。この年は名選手が多く、7月の全日本大学ソフトボール選手権、8月の全日本男子ソフトボール選手権でも準優勝を勝ち取った。

昭和52年には教授となるが、ソフトボールへの情熱は今日に至るまで衰え知らずで、ソフトボール界での役職も、平成17年2月現在、東京都ソフトボール協会常任参与、東京都大学ソフトボール連盟会長、関東大学ソフトボール連盟会長、東日本大学ソフトボール連盟会長、全日本大学ソフトボール連盟副会長、といった具合だ。
多くの学生に慕われ、学習院大学での職責を全うした熱血指導の名物教授、齋藤先生に、今、感謝の気持ちを伝えたい。平成17年1月18日には最終講義も行われた。