YEAR BOOK 2019 GENERALS

アメリカンフットボール部に期待する
学習院院長 内藤政武
学業を最重点に置くと同時に課外活動を重視する。これが勢いのある学習院の基本姿勢であると考えています。現在のところ文化活動もスポーツ活動も、活発に行われていると云うのが、私の実感であります。その中でとりわけアメリカンフットボール部の動きには注目しているところです。
現状は大きな目標に向かって、新しい監督のもと、現役の選手は必死に練習に取り組んでいると理解しています。私の執務する事務所の6階から練習風景を見降ろすことが出来ますので、時間が空けば眺めていますが、それは頼もしい限りです。監督の指示命令を眞執に受け止めてひたむきに、練習している姿が認められます。試合に対処する方針も作戦も変わって来たと聞いています。即、明日からの結果を出すのではなく、先を見据えた勝利を目指す姿は、頼もしい限りであります。
それに加えてOBの応援、支援も素晴らしいものがあります。強化のためには軍資金がどうしても必要だと思います。大勢のOBが一丸となって、学習院アメリカンフットボール部への募金が、指定寄付金として入金されています。大変な勢いです。大口入金は私のところに報告がなされますが、如何にOBが一丸となって現役の選手達に懸ける思いが大きいかが分かります。必ずやこのOBの思いは達成されなければいけないし、また現役諸君もそれに応えて、軍資金を無駄にしないよう、一層の努力をしなければならないと思います。現役とOBの勢いが一体となって総合力を発揮することを期待しています。
やはり試合には勝たなければいけません。これからのリーグ戦に連戦連勝を続ける、学習院大学アメリカンフットボール部の成果が現れる日が、待ち遠しく思われます。期待に応えて下さい。