男女中、高等科演劇部OBOGと家族友人が集うサロンです。
発足して10年、学習院関係者の輪はますます広がり、さまざまな名目で楽しむ場となりました。
2010年に1期生(昭和27年卒)が喜寿を迎えてから、順次「祝う会」が年中行事になっていくこととなります。
「同笑会クラブ」
開催日:毎月第3木曜日 午後6時から9時まで
場 所:カフェレストラン「ウエスト」 (渋谷宮益坂上)
平成22年10月2日、学習院大学において、四大学卓球部のOBOGによる卓球大会が
開催されました。8年前より学習院大学から始まったこの大会は、成蹊大学、
武蔵大学、成城大学と毎年開催校を持ち回り、今年で3巡目を迎えます。
卓球大会61名、懇親会71名が集まり盛大な大会となりました。
卓球大会は四大学現役部員の審判の協力を得て、1チーム4ダブルスの四校
男女混成8チームが対戦。二人の年齢が140才を超えるペアが快勝するなど、
熱戦が繰り広げられました。
試合後は、さくらラウンジにて現役を交えての懇親会を開催。六車会長の
挨拶に始まり、現役時代の四大戦の思い出話に花が咲きました。各校の校歌
斉唱とエール交換を行い、次回の成蹊大学での再会を誓い合いました。
さらに四大学OBOGが揃って目白の居酒屋へ移動し二次会も大いに盛り
上がりました。
卓桜会幹事 岡本誠(昭55経) okamotom@nifty.com
桜しべ踏みて母校の月日かな 津端きしを
(第24回「オール学習院の集い」俳句会最高点句)
●学習院俳句会合同句集「岩ひばり」第1句集(昭和31年刊)に寄せられた
小宮豊隆先生(当時学習院大学教授 文学部長)の序文
この句集の名前をつけてくれと頼まれた。私は日郎君の「天涯に雲たむろせり岩ひばり」の句が気に入ったから『岩ひばり』を句集の名前にしたらどうかと思った。
しかし「岩ひばり」といふ言葉を、私は聴いたことがない。それで私は、手近の角川書店の『俳句歳時記』を探してみたが、それには「岩燕」はあるけれど、「岩雲雀」はない。しかもこの句は「岩ひばり」といふよりも「岩つばめ」といった方が、私には遥に適切である気がするし、殊にこの句が気に入った理由も、私の眼は「岩ひばり」と読んでゐたにも拘らず、私の頭はそれを「岩つばめ」と受け取ってゐたせゐであったやうに思ふ。しかし日郎君のこの句は、「ひばり」と「つばめ」と書き誤ったのではなく、事実日郎君は白馬岳で「ひばり」を見たので「つばめ」を見たのではなかったのかも知れない。もしさうだったとすれば、私はこの句集の名前を、一往は『岩ひばり』といふことにして、実際は『岩つばめ』を意味するのだといふことにしてはどうかと思ふ。
もちろん外の諸君が、そんな無理な名前は困るといふやうだったら、この案は撤回するより仕方がない。
昭和三十一年十二月十一日 小 宮 豊 隆(原文のまま)
(注)日郎君:岡田日郎(31年国文) 「山火」主宰 俳人協会副会長
●合同句集「岩ひばり」発刊
学習院俳句会合同句集「岩ひばり」の第11句集が平成22年10月発刊されました。参加52名、各20句、計1040句の作品が収められています。ご希望の方は世話人まで。(残部僅少)
●新春俳句会開催
恒例の新春俳句会が平成23年1月19日「霞会館」において開催されました。句会には過去最高の38名が参加、句会後の懇親会ではワインの杯を傾けながら、和気藹々のうちに歓談が尽きませんでした。
☆新春俳句会自選句(順不同)
俳縁の輪の広がりや日脚伸ぶ 山縣輝夫
母祖母と歌詞をつなげて手毬唄 津端きしを
酒蔵へ引き水ひびき初明り 青麻やす子
人日や浅草裏の昼遊び 網野月を
鉈一閃円空佛の眼冴ゆ 石田 等
寒鴉翔ちたる大樹昼暗し 出田浩子
東雲の奥羽山稜初日影 伊東鄙人
東西の窓開けしばし初外気 稲村節子
岩ひばりいよよ高みに去年今年 井原毬子
最後とのことわり増ゆる賀状かな 岩波清子
元旦や音色の鈍き酒をつぐ 宇井野靖子
水盤に水をさしをり松の内 宇井野洋子
少年の声変りして年明けぬ 上田美津
山上湖溢れゐるらし冬の滝 江島新子
せせらぎの落葉溜まりを避け流る 梶本若水
廻りつつ独楽文様の静かなり 葛生みもざ
大正に近付く昭和海鼠餅 栗林 浩
初富士のいつもの貌でありにけり 佐藤石松子
初暦顔の高さに掛けにけり 佐貫亜美
初詣列長々と諏訪大社 鈴木由紀子
鷽替へて余生の扉開きけり 鈴木良子
元旦や街の静かさ清々し 十河弘子
あの世までつひに煤逃げしおほせし 多田野分子
海底のやうな日暮や海鼠噛む 伊達公子
若水のせんせんと玻璃満しけり 筒井カヨコ
着膨れて腹も膨れて千鳥足 中島 泉
去年今年想ひ万感朝の風呂 西川謙子
食卓のクロスの強さ年明くる 西島晃彦
いや高き空の極みへ初雲雀 二ノ宮浩子
白鳥の珠解く飛翔日をこぼし 長谷川祥子
友の手になる京かぶら届きけり 林なおみ
松の葉に真珠玉持つ初日かな 松井ゆかり
エチオピア大使公邸松飾る 宮田應孝
知恵の輪のどうにもならず切炬燵 茂木好夫
貨車過ぐる枯野の音となりにけり 森下義彦
富士仰ぐところに坐して大旦 湯口昌彦
初御空つがいの鳩に追き越され 吉田光子
戦略のあるが如くに鴨並び 吉原正展
【当日の写真】
●下記の会員各氏の第1句集が刊行されました。おめでとうございました。
宮田應孝(30年政経「澤」同人) 『新涼』平成21年11月刊
筒井カヨコ(35年英文) 『華さび』平成22年4月刊
津端きしを(33年政経「狩」同人)」 『端居』平成22年6月刊
●学習院俳句会の活動状況
句 会 毎月1回開催
吟行会 随時開催
「オール学習院の集い」参加 どなたでも参加自由の天幕句会開催
合同句集「岩ひばり」発行(不定期)
●学習院俳句会は超結社の楽しい句会です。
学習院卒業生で参加ご希望の方は、下記の世話人までご連絡ください。
●代表者 津端隆二 (33年政経)
世話人 二ノ宮浩子(33年英文)
TEL/FAX 047-343-3812
新緑の風薫る5月8日、霞が関ビル34階の「霞会館」において第9回放研シニア春秋会が開催されました。
桜友会からは耀副会長のご臨席を頂き、総勢41名の会員が参加されました。
最初に山本会長よりご挨拶があり、「最近仲間に会うと、孫と病気の話ばかり、今日はそういうことは忘れて大いに楽しもう!」と参加者に話かけられたのに続き、桜友会の耀副会長からは、ピラミット校舎の跡地に完成した中央教育研究棟12階に桜友会が利用できるラウンジが秋には開設されること、また現在学習院が進めている「教育改革推進資金」のご協力依頼の話がありました。今回は趣向を変えて、第1部に教養カルチャーを企画し、講師に当部出身のアナウンサー石井和子(旧姓山口)さんを迎えて、講演をお願いしました。演題は「天気で語る 源氏物語-平安の気象予報士 紫式部」。石井講師は長く気象予報士会の会長を務め、講演と同名の著書で日本文芸大賞研究優秀賞を受賞するなど、多くの分野で現在も活躍中です。紫式部が生きた平安の雅の世界にも厳しい季節の移り変わりがあった、ことが印象に残りました。
その後、懇親会に移り懐かしい仲間たちの笑顔に華が咲いた様な雰囲気があちらこちらに……、楽しい時間が瞬く間に過ぎていきました。
来年もまた、是非お会いしましょう!!
<訃報>
砂田昌宏さん(S36卒・政経)71歳
シニア春秋会には毎年必ず参加され、今回も快活なご様子で参加されておりましたが、6月22日に急逝されました。 故人のご冥福をお祈りし、謹んで皆さまへお知らせ申し上げます。
合掌 (S41法 千葉記)
第23回 オール学習院の集い
第23回 オール学習院の集いは平成21年4月19日(日)学習院大学目白キャンパスで開かれました。
春爛漫のこの日は汗ばむほどの陽気でした。桜友会ハワイアンクラブも昨年に引き続き西5号館B-1教室でハワイアンの演奏とフラをご披露しました。
当日は 戦前の先輩たちのハワイアンの伝統を引継ぐカルアカマアイナス、その後のハワイアン全盛時代に結成されたドリーミーアイランダース、陽気なハワ イの海を思わせるハニープリーズ、そして、学生時代に活躍した3つのバンドが一つになったマリエ・ルナ フレンズたちが、懐かしのメロディや現代のハワイ アンミュージックを心ゆくまで奏でました。それに、華麗なフラダンスも加わり盛況のうちに幕を閉じました。
カルアカマアイナス
ドリーミー アイランダース
ハニーブリーズ
マリエ・ルナ フレンズ
Kaloke
Lovery Hula Hands
Waikiki
桜友会ハワイアンクラブの今後の予定
桜友会ハワイアンクラブでは来る秋の10月17日(土)3:00PMより 霞会館で第4回総会とともに、ハワイアンへの誘いを開催します。
会員とその家族、桜友会メンバー、現役でハワイアンやフラに興味のある方々はこぞってご参加下さい。 詳しくは後刻このページでご案内します。
桜友会ハワイアンクラブ
会長
桜友会ハワイアンクラブの概要
当クラブは、ハワイの音楽および文化を通して、会員(学習院卒業生、在籍者および中退者ならびにその家族)の相互の親睦を図ると共に、学習院と桜友会の 発展に寄与することを目的とする会です。
クラブの活動は、年二回の懇親会行事や演奏会など開催し、会員相互の親睦に努めています。現在の会員数は、常陸宮妃殿下をはじめ昭和16年から平成8年 までの長きにわたる卒業生136名が登録されています。
会長および幹事は次の通りです。
会 長 | ![]() |
昭 35年大卒 |
---|---|---|
幹事長 | 山東直樹 | 昭36年大卒 |
幹 事 | 石島道章 | 昭35年大卒 |
速水喜七郎 | 昭37年大卒 | |
今枝幹雄 | 昭37年大卒 | |
渡辺佳恵 | 昭35年女子高卒 | |
大野容子 | 昭43年大卒 | |
会計幹事 | 宮本 明 | 昭37年大 |
会計監査 | 津田 守 | 昭37年大卒 |
特別顧問 | 毛利元海 | 昭33年大卒 |
山東直樹 247-0008 神奈川県横浜市栄区本郷台4-9-23 Tel/Fax: (045) 893-4828 e-mail:n-santou@nifty.com |
今枝幹雄 108-0074 東京都港区高輪4-9-18 Tel/Fax : (03) 3449-1289 e-mail:rosa-ima@ma.rosenet.ne.jp |
速水喜七郎 255-0004 神奈川県中郡大磯町東小磯802-36 Tel/Fax : ( 0463) 61-7937 e-mail:mmnsm871@ybb.ne.jp |
会 長 | ![]() |
昭 35年大卒 |
---|---|---|
幹事長 | 山東直樹 | 昭36年大卒 |
幹 事 | 石島道章 | 昭35年大卒 |
速水喜七郎 | 昭37年大卒 | |
今枝幹雄 | 昭37年大卒 | |
渡辺佳恵 | 昭35年女子高卒 | |
大野容子 | 昭43年大卒 | |
会計幹事 | 宮本 明 | 昭37年大 |
会計監査 | 津田 守 | 昭37年大卒 |
特別顧問 | 毛利元海 | 昭33年大卒 |
従野明宏先生”感謝の集い”
平成14年6月8日(土)霞会館に於いて前中・高等科長の従野明宏先生ご夫妻をお囲みしてバスケットボール部OB・OG会 の「高等科部会」主催のもと”感謝の集い”を開催。永年にわたり先生にご指導を賜りました教え子一同、海外を含め全国からOB・112名、OG・32名と 多数の参加者とともに楽しい一時を過ごして先生ご夫妻への感謝の気持ちを表しました。
まもなく創立50周年を迎えるワンゲルOB・OG会員は、400人を越えています。新潟県湯之谷村の銀山湖近くに建てた蛇子沢小舎も、あと2年で40周年とな ります。
部室で流した涙、小舎を愛した思いがひとつになる2年後の50周年記念イベント立案中。
70歳になった一期生をはじめ、老若男女が気軽に参加できる数々の催事(春草摘み・キノコ採り・俳句紀行など)を企画し、ウォーキングを楽しんでいま す。 更新日 05/05/2009 21:18:20
高等科優勝祝賀会
昨 年、春季都大会並びに秋季都大会(10人制の部)に見事優勝した高等科ラグビー部の栄誉をたたえその喜びを分かち合うために祝賀会を開催した。
春季大会は、5月14日成城学園との決勝戦を48対12で制し栄冠を勝ち取った。
6月17日行われた優勝祝賀会には、従野高等科長先生並びに賀陽桜友会長のご臨席を賜り、父母・高等科教員・OBとともに部員達の勝利を祝った。
秋季大会は、11月12日に日大二高を相手に決勝を戦い、29対7のスコアで優勝を勝ち取った。 更新日 05/05/2009 21:18:13
創部の歴史「バドミントン部の歴史」
日本でのバドミントンの始まりは1920年~30年のことであったが、その後、第二次世界大戦のために普及活動が停滞し、 本格的にバドミントンが普及し始めたのは1946年以降であった。
そのような中、学習院大学においてもバドミントンを愛するものが集い、 1952年、同好会としての活動を開始した。創部翌年の1953年からは四大戦、 さらに1956年からは甲南戦など、現在も続いている定期戦に参加し、 1980年からは関東学生バドミントン連盟の加盟大学として、 春秋リーグ戦・関東選手権大会・同新人選手権大へ出場するようになった。
又、1981年には同好会始まって以来の桜友会名簿の作成を行うなど、 地道な活動を続けた結果、1983年には念願であった「輔仁会運動部」への昇格を果たし、 新たなスタートを切ることとなった。
現在、バドミントン部は男子5部、女子4部リーグに在籍しているが、 過去には男子3部、女子2部リーグでプレーしていた時もあった。
そのような先輩方に少しでも追いつけるよう、そしていつかはその記録を 追い抜くことができるよう、日々努力している。