会場は目白駅前の「リュド・ヴィンテージ目白」、昨年12月にオープンした新しい会場で、内装も白一色で料理もホテルとは一味違うグーでした。
現役を含めて55名の出席、恒例のビンゴ、フォトコンテスト等で楽しい一日でした。
<ぴんぼけ 畑中 茸雄>
会長ご挨拶>>
勝田 美智雄(昭和40年卒)
此の度、平成27年6月に開催された総会に於いて会長に選任されました、勝田美智雄で御座居ます。
昨年五月に斉藤公男会長が急逝され、その后、会長代行を務めさせて頂きました。その間様々な事が有りましたが、特に故斎藤会長を「偲ぶ会」では、その準備から当日に至る迄、先輩OBから若手会員の方々が世代を超え、一致協力して会を無事成功させた事は、故斉藤会長の求められて来た、桜鞍会の姿だと大きな感銘を受けました。
歴史と伝統有る桜鞍会の会長に就任するに当り、改めてその責任と使命を考え、今后に取り組んで参りたいと存じます。
私は昭和33年(1958年)に馬術部に入部し、卒業迄の7年間、人格形成を図る最も大事な時期を馬術部一筋で過しました。社会に出て今日迄何とか来られましたのは、その7年間、部活動を通じて、楽しさ、苦しさ、喜び、悔しさ、を仲間達と分かち合い、なにものにも代え難い経験によって培われた事だと思います。現役時代、脇目も振らず馬術部に集中出来たのは、何だったのか考えて見ますと、馬に乗りたい、上手になりたい、試合に勝ちたい、そのエネルギーの源泉は尽きる事のない「馬への情熱」でした。その時の学習院馬術部は我々にとって正に人生そのものでした。
今回の会長就任に当り、今后の会の運営について少し述べたいと思います。桜鞍会には歴代会長が取り組まれて来られました3つの役割が在ると思います。会長と致しまして、此の3つの役割をより強化発展させるべく努力して参りたいと思います。
1、馬術部支援
馬術部の健全な発展を支援する活動です。我々が現役時代味わった様な部活動が出来る環境を整えて上げる事です。単なる経済的な支援だけではなく、監督を中心に現役学生の自治を尊重しながら、桜鞍会として、物心両面からの支援を考えて参りたいと思います。
2、会員相互の親睦
桜鞍会は青春の一時期を馬術部で過した仲間で構成され、会員の会費で成り立っています。しかし、残念乍ら近年会員の皆様の関心が薄れて来ている様な感じがします。総会、初乗り会、各種イベントに会員が参加し易い企画や広報活動を事務局を中心に考えて行かなくてはと思います。会員の皆様のご意見をお寄せ下さい。
3、皇室との関係
桜鞍会は長年に亘り、皇室と深い御縁で結ばれています。両陛下始め各宮家を名誉会員として戴いており、折々に有り難いご支援を頂戴しています。桜鞍会として皇室との関係を大事にさせて頂きたいと思います。
此の様な桜鞍会の3つの役割を果して行く為に、会の新しい体制は次のように致したいと思います。
副会長に高橋直人氏(昭和43年卒)(再任)と範多真理氏(昭和44年卒)にお願いしました。
高橋氏は馬匹購入資金捻出を目的としたチャリティー公演「三響会」や故斉藤会長を「偲ぶ会」を、その企画力とリーダーシップで立派に成功させた中心人物です。今后の桜鞍会の魅力創りに力を発揮して頂けるものと思います。
現状の大学部員の半数以上が女性で過去10年余りの間で女性の主将が何人も出ています。桜鞍会の若手会員でも女性の方が多くなっています。そこで範多氏には女性ならではの視点で提案や馬術部支援に取り組んで頂きます。
また新たな役職として渉外担当を設け、桜友会常務理事でもあります嘉納寛治氏(昭和48年卒)に就任をお願いし、学習院との絆を強固にしたいと考えております。同氏は馬術連盟の要職をも務められていますので、部にとって有益な馬術界の情報収集・発信をお願いしています。
最后に監督交代について御報告致します。本年4月に高木伸二氏(平成4年卒)が札幌に転勤され、監督継続が困難になりましたので、選考委員で協議の上、後任を深野聡氏(平成8年卒)に決定致しました。
以上の様な新体制で今后、取り組んで参りますので会員各位のご支援を宜しくお願い申し上げます。
平成27年度 活動予定>>
27年4月12日(日) オール学習院の集い体験乗馬会開催
27年5月25日(月) 第32回馬とふれあう会開催
27年6月7日(日) 平成27年度総会・会員懇親会開催
27年7月5日(日) 馬術部員保護者会開催
27年10月18日(日) 親睦競馬観戦会開催
27年11月9日(月) 第33回馬とふれあう会開催
27年11月26日(木) 親睦ゴルフ大会開催
28年3月日付未定 初乗会・懇親会開催
学習院輔仁会馬術部の歩み>>
百二十年の歴史と伝統を持つ馬術部。学習院での馬術教育は、明治十二年十月十五日の馬術開業式から始まる。当時の学習院は 宮内省が所管する学校であり武術教育も重視され、士官教育のために正規の授業で乗馬(馬術)が行われていた。中等学科四年以上と高等学科・海軍予科の教科 として「武課」(体操)が設けられ、乗馬がその一科目に定められたのが明治二十三年。この頃になると、学生が行軍演習に騎兵として参加する光景も見られ た。 大正時代になると軍事教育の強化により、それまで乗馬だけだった中等学科の武課に馬術が加えられるが、大正八年、乗馬は正規の授業時間外の武課になる。
「馬術部」の名称が使われるようになったのはこの時からだ。 対外的な競技会に出場するようになったのは大正十四年から。全日本乗馬大会の障碍飛越競技で高等科三年の小原譲二郎氏が優勝。続く大正十五年の全国高等 学校対抗競技大会でも、出場選手三名が優勝した。 昭和二年、現在の目白小学校の敷地内にあった馬場と厩舎は、道路拡張工事で学内南端の現在地に移動。この頃の活動は各種大会への出場が中心で、その成績 は輝かしい。昭和二年まで習志野乗馬会の学生障碍飛越競技で三年連続個人優勝し、東京帝大主催の競技会では昭和六年まで四回優勝。また昭和九年の関東学生 馬術争覇戦では初出場で優勝し、翌年も連続優勝を果たした。昭和十三年から行われた関東学生馬場馬術競技会では、第三回大会まで連続優勝している。 武課の一環として位置づけられ輔仁会には所属していなかった馬術部も、新輔仁会が結成された昭和十八年、輔仁会所属の団体になった。
高等科在学中の皇太子殿下(現天皇陛下)も輔仁会馬術部に三年間在籍され、昭和二十六年には主将として関東リーグ選に出場されて見事優勝を果たされた。 昭和二十年代、大学と短大にも馬術部が誕生し、大学・短大・高等科からなる現在の形ができあがった。昭和二十五年から始まった成蹊・成城・武蔵・学習院 の四大学運動競技大会をはじめ、現在も数多くの大会に出場する学習院馬術部の活躍は、旧来に比較してあえて遜色を見ない。 誇り高い伝統の中に明治時代の「武術」とは違う全人教育の場としての姿を持つ馬術部。部員たちの逞しく温かな心は、まさしく「学習院の誇り」である。
2015年6月13日(土)12時から、中目黒の「楽屋」にて、久々に同窓会が行われました。世民研OBの中でも昭和46年年卒~49年卒の4学年で行われました。
今回は食事、お酒、談笑、そして生演奏が可能なステージのある会場で行いました。皆さん、昔を思い出しながら、各自、楽器を持参し、当日AM10時頃から、ぶっつけ本番のリハーサルに汗を流しました。昔懐かしいメンバーがそろい、本番は思い思いにソロ、バンド、シングアウト等、久々の生演奏を味わいながらの大変楽しい会になりました。学年を超えて、懐かしく、楽しいひと時を過ごすことができました。
各学年幹事の皆さんの努力で、大いに盛り上がることができました。幹事の皆さん、大変ご苦労様でした。
[幹事] 楢原(46年卒)、白井(47年卒)、山田(48年卒)、石橋(49年卒)、鈴木(49年卒)
ハワイアン桜友会では、恒例の「アイランド・サウンド・フェスティバル」を平成27年7月12日に、創立百周年記念館正堂にて開催しました。昨年は耐震工事のために休会となりましたが、本年は数えて11回目とあって、大勢のお客様をお迎えして賑やかに開催することが出来ました。今年も鴻池 薫とハワイアンソウルフレンズとハングルースの二つのバンドをバックに、本院卒業生の主催するフラ教室を中心に、九つのフラチームが参加し、華やかに、優雅に、ハワイの音楽と踊りをご披露し、凡そ600人を超えた来場のお客様に存分に楽しんでいただけたと思います。
毎年この時期に開催されるこのコンサートは、「NPO法人とうきょう・はっぴーくらぶ」と「NPO法人ESAアジア教育支援の会」に活動資金を提供するチャリティ・コンサートとして開催され、この二つの団体に加えて日本赤十字社を通じて東日本大震災の支援にも協力しています。本学現役の学生諸君の参加が見られないことが、残念ですが今後も引き続き勧誘活動を続けて行きたいと考えていますので、学生諸君はもとより、卒業生の方々も積極的にご参加いただければと考えております。ご遠慮なく事務局にご一報ください。
(37年政治学科卒 平田 邦彦)
平成27年5月16日(土)15時から 史学部OB,OG会である「桜史会」は、輔仁会館2階ラウンジで 第26回定時総会を開催しました。出席者は、OB,OGの他、現役の執行部、執行部を終えた4年生、合わせて36名でした。
平成26年度事業報告、決算報告書並びに会計監査報告 及び平成27年度事業計画(案)、収支予算(案)を満場一致で承認しました。
今年度は、2年に1度の桜史会旅行の年で、10/17〜10/18の予定で平成の大修理を終えた姫路城と雲海に浮かぶ名城・竹田城への旅が予定されています。
また、今期末には、会長、副会長、事務局長の3役、並びに 2年任期の役員の任期満了となり、次期において改選になることが報告されました。
更に、平成30年に桜史会創立50周年、平成31年には史学部創立70周年を迎えることになり、その区切りの年にイベント開催を検討することも提案されました。
その後、同会場での懇親会、さらに目白の居酒屋で 2次会、3次会で現役、OB ,OG間の交流を図りました。 園部 信(S56)記
平成27年5月9日(土)、学習院放送研究部OBOG会「春秋会」の第5回総会・講演会・懇親会が学習院目白キャンパス内「目白倶楽部」において開催されました。昭和32年卒業から平成11年卒業まで総勢47名が参加致しました。
総会は、定刻午後12時に開始。昭和33年卒業の山本時雄会長が議長に選出され、挨拶の後、平成26年度の活動報告、会計報告、会則一部改訂、役員任期満了に伴う新役員候補者、平成27年度の活動計画を発表、審議の末賛成多数で承認されました。
総会の後、昭和34年学習院大学文学部仏文科ご卒業で、公益財団法人・京都日本語教育センター代表理事としてご活躍されておられる西原純子氏から「日本語を教えるという事業」と題してご講演を頂きました。
引続き行われた懇親会では、冒頭、桜友会副会長葛城茂敬様からご挨拶を頂いた後、各世代代表から近況報告があり、また世代を超えて懇親を図り和気藹々としたなか楽しい時間が流れていきました。今回も昨年同様放送研究部現役の学生がゲストとして参加、活動報告を聞くことができ大変有意義な会になりました。これで現役とOBOGとのパイプも繋がり春秋会の更なる発展が期待されるところであります。
最後に全員で記念写真を撮り、来年の再会を約して午後2時30分お開きとなりました。